台湾旅行こぼれ話

 台湾の九份(きゅうふん)の様子を記事にしたところ、沢山の方が当ブログを訪ねてくれるので、うれしく思っています。有難うございます。

さて今回の記事では、台北市周辺の交通機関について、実際に利用した地下鉄とバスの様子を紹介したいと思います。

 

・分かり易さと料金の安さから地下鉄がイチオシです。

路線は市内を網羅しているのですが6路線しかありませんし、行きたい駅がある路線の色を構内の路線マップで確認して、同じ色の案内板がでているプラットホームを探せば、言葉が分からなくても目的の電車に乗ることができます。東京都内の地下鉄のように迷うことはまず無いでしょう。

ダイヤは10分前後で運行されていて、近距離であれば料金は20元~30元(100円未満)とお安いです。

中正紀念堂など市内の観光ポイントは地下鉄駅のそばなので、足は地下鉄だけで用が足りると言っても過言ではありません。

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運賃の支払いはEASYCARD(悠遊カード、ヨーヨーカー)を利用するのがお勧めです。地下鉄・都市鉄道の運賃や接続バス料金が割引になる特典があるほか、一部のコンビニやカフェ、スーパー、タクシーなどでの支払いにも使えます。

下の写真の左から2番目、ダヤンの絵が描いてあるものがEASYCARDの実物です。
サイズはSUICAと同じで、コンビニで購入とチャージができます。カードタイプの他にキーホルダーのマスコットにICチップが内蔵されているタイプもあるそうですが、私は実物を見ることがありませんでした。

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右隅に写っている、青いプラスチックのコインは「切符」です。
券売機に料金をいれてボタンを押すと、これが出てきます。目的地の改札を出るときに回収機へ入れるので、コインは使い回しされているんですね。紙ゴミが出なくて良いアイディアだと思います。

 

・ 改札を抜けたら、飲食禁止!

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清潔感のある地下鉄のホームですが、それもそのはず、改札を抜けたその先は飲食禁止!しかも破ると罰金!なのです。
罰金の額は最高で7,500元(23,000円くらい)になるそうで、暑い時にうっかりペットボトルの飲み物へ手が伸びないよう、台湾旅行の時には気を付けたいところです。

 

 ・バス

台湾の路線バスも料金が安いのでお勧め。と言いたいところですが運転が荒いのが玉にキズ。故宮博物院に行くバスの運転手さんは何故か「もしもし亀よ」とか「桃太郎さん」の童謡をハミングして片手運転。微笑ましいといえば微笑ましいんですが、、、

バス停は日本のモノによく似てますね。路線図は結構複雑なので利用するなら乗換案内(台湾用)みたいなアプリを用意しておくのが無難だと思います。現地のガイドさんもバスは路線がわかりにくいと言っていました。

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・余談ですが


 中国・台湾というと、朝の通勤時には大量の自転車が渋滞を起こしているというイメージだったのですが、そんな光景に出会うことはありませんでした。

今は皆さんスクーターでの通勤が主流のようです。この写真ではあれですが、見かけるスクーターはたいてい2人乗り。目立った渋滞もないようです。

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ただ駐車スペースは圧倒的に不足しているようで、至る所に路上駐車。
写真の場所はまだ良い方で、ある駅では駅舎をスクーターが2重、3重に囲んでいて、最初に止めた人はどうやって乗って帰るのか心配になるほどでした。

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・余談ですが 2

旅行中は台北市の市議選?とかぶっていたらしく、街のあちこちで選挙ポスターらしきものを見かけました。ちょっと驚いたのが候補者のスローガンなどが書かれた路線バスが走っていること。国が違えば選挙の仕組みも違うということですね。

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・おまけ

下の写真は台北駅の構内で撮ったものですが、座っている人は全員黒い四角の上。
なぜ?

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