夏は海へいかなくちゃ。
家族で新潟県親不知海岸へやってきました。
松本から高速を飛ばして約二時間、ようやくついたのですが残念なことに遊泳禁止の赤旗が出ていました。
しかし、めげずに海へ向って突撃!
近づく台風の影響でしょうか、波がかなり荒いですね。
目を凝らして探すと、この中にヒスイの原石が紛れているかも。
ヒスイの産地である小滝川(姫川)から転がり出た原石が、このあたりに打ち上げられることがあるのです。数年前には100万円相当の原石が見つかってニュースになったことがありました。*1
と、夢中になっていたら波で足元がずぶ濡れになってしまいました。日差しも強いし、海の家へ撤退です。
かき氷 うめぇ~
お昼を済ませた後、少し足を延ばして、現存する日本の水族館では最も歴史の古い(大正2年創立)魚津水族館にやってきました。
こちらはマツカサウオをモチーフにしたキャラクター
なぜマツカサウオなのかは後ほど
水族館のコンセプトは「北アルプスの源流から富山湾の深海まで「とやま」にこだわった展示構成が見どころ」(HPより)ということで、まずは淡水域の生態系から展示が始まります。
富山湾周辺を回遊するブリ?(スピードが速くて良く分からない)
日本初のアクリル製水中トンネルでノンビリ観察することもできます。
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ここにはイルカショーなどの派手な展示はないのですが、バラエティー豊かな展示がされていて面白いです。
餌付けされたイシダイやウマズラハギの芸
↑「イシダイは成魚になると口の周りがどう変化するか」という三択クイズの問題を出すイシダイ君
正解は2 口の周りが白くなる です
ご飯を貰って懸命に輪っかをくぐるウマズラハギ
ついには、日本を飛び出してアマゾンの生態系
水族館に来たときは15㎝、いまはゆうに1mオーバーのピラルクー
熱帯のサンゴ礁の生態系も展示しています。
さらには、恥ずかしがり屋のチンアナゴや
ドクターフィッシュまで登場します。
バックヤードだって見せちゃいます。
日本で一番古い水族館だけに、ご長寿キャラもいます。
もう自力では潜れないんですって。
まだまだ若いものには負けん。と吠えているのかも
さて、水族館入り口にマツカサウオをモチーフにしたキャラクターがいたのを覚えていますか?これがそのマツカサウオの水槽です。
水槽の右側「新発売~¥1200」と書かれたポスターを見てください。魚が左向きで写っているのですが、あごの下に1箇所色の変わっている場所があるのが分かりますか。
あの場所には「発光バクテリア」が住み着いていて、暗くなると蛍みたいな光を出すんです。こんな具合に
魚津水族館HPより
餌の捕食のためなのか、あごの下に発光バクテリアを住まわせている理由は未だに分からないそうですが、この発光現象に初めて気づいたのは魚津水族館なのだそうです。*2
マツカサウオにちなんだキャラクターが玄関先にいる理由がわかりましたか?
ということで、こじんまりとしてt手作り感あふれる良い雰囲気の魚津水族館、北陸方面へお出かけの際は是非。面白いですよ。
では~