松本市~高遠城~分杭峠とドライブして、紅葉と大地の神秘に触れてきた
高遠城址で紅葉を観てきました。
高遠城といえば・・・
武田勝頼の異母兄弟である仁科五郎信盛が兵3,000で織田信忠率いる50,000の大軍相手に籠城戦を行い討死をしたお城
その戦いにおいて織田家の『戦国無双』と呼ばれる森長可が「人間無骨」*1を振り回して城内に飛び込むわ、三の丸の屋根を引っ剥がして鉄砲突っ込んで乱射するわと大暴れをしたお城
江戸幕府2代将軍のご落胤(徳川家光の異母弟)で会津松平家の始祖、江戸初期の名君と呼ばれる保科正之が21歳まで過ごしたお城
ハアハア
と、歴史マニアにはたまらないお城であります。
ついでに言うと仙台名物「ずんだ餅」は会津へ転封した保科様を慕って逃散(脱走)した高遠の農民が伝えた食べ物という説があります。ずんだ餅は美味しいので、どこが発祥でもいいんですけどね。
さて、現在の高遠名物である饅頭を3つ喰らった後に向かった先は「0磁場」ポイントがあるという分杭峠。
「0磁場」という単語は「人間無骨」と同じぐらい良く分からない言葉ですが、中国の気功の大家が「ここは素晴らしいパワースポットあるヨ」と言ったとか、体調改善に何か良いことが有るらしいとか、以前よりウワサには聞いて知っていました。
当初の計画には無かったのですが、国道脇の「0磁場ゆきシャトルバス」の看板を見て、つい車のハンドルを分杭峠へと切ってしまったのでした。 磁場(磁力?)は0というものの、オカルトマニアを引き付ける何かを強力に放出しているようであります。
バスに揺られること約15分 終点は、峠の頂上付近で見晴らしが良いです
目指す0磁場スポット(気場、 きば と呼ぶそうです)はバスの終点から歩くこと2~3分の場所にあります。
ベンチの並んでいるあたりが「気場」です
ベンチ付近
妻が「手のひらを谷にかざすとピリピリする」というのでかざしてみると・・・ホントだ 何か圧を感じるというかピリピリする。ちょっと不思議な感覚でした。気場周辺では、方位磁石が狂って役に立たないとか、デジカメが壊れちゃうとか色々な現象が観察されているそうです。
狂ってしまうのは磁石だけではないようで。
ちなみに気場は「フォッサマグナ」(中央構造線)の上にあるので、色々な現象はフォッサマグナに由来するのでは?と考える人たちがいます。実際にそうなのかは判りませんが、シャトルバス乗り場から車で10分ほど走るとフォッサマグナが地表に露出している場所があるので、ついでに見て帰りましょう。
着きました。まず場所を確認しておきましょう。
私たちはいま、中央構造線の真上にいます。
湖の奥、その奥の山が先ほどまでいた0磁場スポットかと思われます。
振り返ると、、、 中央構造線
ユーラシアプレートと太平洋プレート、両側からの圧を受けて岩石が変質している
最中ということですか? 黒いところは何か脆そう。
これ以上下がれないので、今ひとつスケール感が分からないと思いますが、、、
妻をそばに立たせてみました。
黒い岩石の下の方は、さらさらした砂利のようになっているよ とのこと。
シャッターを切った瞬間に地震が来たら、間違いなく2人とも地割れに飲み込まれるところでしたよ。あっぶねぇ~。
ということで、*2今日の記事はここまで。ちゃお!