平成最後の夏山シーズンを振り返る その2(美ヶ原高原編)

「平成最後の夏山シーズンを振り返る」シリーズ2日目の今日は5月20日に登った長野県の「美ヶ原 (うつくしがはら)高原」です。

 

分かりますか? 平らな山の上に5~6本の棒が立っているのが。
今回目指すのはあそこです。棒の正体はなんでしょう?

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最初は爽やかな雰囲気の登山道が、、、

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徐々に雰囲気を変え、、、

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日差しを遮るものが無くなり、夏場は辛そうな道になりました。

足元の白い石は安山岩(板状節剥安山岩)です。一見すると石が敷き詰められて快適に歩けそうですが、妻は「石を敷くのはやめて。足元がガタガタして歩きにくい」とボヤキながら登ってました。

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なんか、よろめきながら登っています。

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もう少しで台上に到着です。

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来た道を振り返るとこんな景色。けっこうな急登でした。
妻の同僚はトレーニングの一環として毎週ここを駆け上がるのだとか。俺には無理、というか信じられない。

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「塩くれ場」の前を通って「美しの塔」へ

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「塩くれ場」と呼ばれる理由は「放牧された牛へ塩を食べさせる場所」だからです。
放牧された牛はストレスフリーの環境で、1シーズンに100K近く太るのだとか。

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味見していないけど、たぶん塩。

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霧鐘塔(霧で視界が悪い時に登山者のために鳴らす鐘の塔)として建てられた「美しの塔」からテレビ塔方面を眺めています。

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 妻とウシ

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 高原の上は格好の電波の中継点。県下各テレビ局のアンテナが立ち並んでいます。
登山口から薄っすらと棒のように見えたものの正体はアンテナでした。
なお、左端に見える建物は通信施設ではなく、れっきとしたホテルです。
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ホテルの手前に着きました。

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更に足を延ばして、台地の先っちょへ。

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おー。素晴らしいパノラマ。

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戻ってホテルで昼食を。

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僕はカレー

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 妻はビーフシチュー

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・まとめ

 今回のルートは通称「百曲がり」(ひゃくまがり)と言われる、曲りくねった登山道でした。また、勾配が急なのと足元の安山岩が滑るので、下りは膝に負担を感じることが多いと思います。


 前回の大菩薩嶺に続き百名山の一つですが、アクセスが良いことや整備された登山道が複数あることから初心者や体力に不安のある人には手頃な山だと思います。
(実は王ヶ頭ホテルのすぐそばに路線バスで来ることができるので、周辺を散策して帰ることも可能です)