平成最後の夏山シーズンを振り返る その4(鹿島槍ヶ岳の氷河を見てきた編)
今回は7月上旬に小遠見山へ登って国内では4例目、長野県内では初の氷河と認定された”カクネ里雪渓”を写真に収めてきた際の様子です。(なお、現在国内で認定されている氷河は6か所あるそうです。そんなにあるとは知りませんでした)
ルートはこんな感じ。
アルプス平駅から植物園の中を抜け、地蔵ケルン~小遠山と歩きます。
いざ、植物園の中を抜けていきます。
たしか ”高山植物の女王”と呼ばれる コマクサ
名前の由来は 馬に似ているから といわれて、女王のプライドが許すのでしょうか
女王は寂しがり屋
ヨーロッパの女王 え~でるわ~いす ♪
関係ないけど、ヒマラヤの青いケシの花
リフトを横目に歩きます。
地蔵の頭
いよいよ本格的な登山道に入ります。
前日までは大雨、今日は一転してカンカン晴れ。
藪の中は風通しが悪く、湿度が高くて日差しに焼かれる という最悪のコンディションの中を歩きます。
道沿いに咲く花々。名前がわからないのが残念。
結構 きついな~
隊長! 具合悪そうですが大丈夫ですか?
(後で振り返るとこの時、私も妻も酷い脱水症状に襲われていたのです)
隊長にしては珍しく弱気。頂上を見ずに帰ると言い出しました。
いつものポーズも、なんか弱弱しい感じ
あと、もうちょいですよ。頑張って!
ようやく着きました。
小遠見岳山頂より望む「鹿島槍ヶ岳」です。その中腹に見えるのが”カクネ里雪渓”
山頂から反対側(白馬村方面)を眺めるとこんな風景。
ずいぶん高いところまで登ったんだな~。
まとめ というか 反省
持っていく水の量を間違えました。
リフトやゴンドラを乗り継いでいくので大した山じゃない と舐めていました。
蒸し暑かったせいか、登っている最中に「頭ガンガン、指パンパン」と典型的な脱水症状が出ていたのですが補給する水分が尽きていて、どうすることもできませんでした。
まじで脳血栓とか起こさなくてよかった と思っています。
それまでは日帰りなら1人500㎖×2本でOKと思っていましたが、500×3本 昼食時の水は別と考えて、大目に水を持って登るようにしています。