西穂高岳(独標)へ行って来た
以前から、一度登ってみたいと思っていた西穂高岳(独標)へ妻と行ってきました。
右の青いザックが私の奴です。左の妻の奴の方が、大きくて重そうに見えるのは気のせいです。気のせい。
前の晩の天気予報では「松本地方 終日快晴」となっていましたが、今にも雨が降りそうな空模様。妻には「曇っているのは朝の内だけさ」と言ってみたものの、一向に晴れる気配がありません。
もう一人の同行者、登山用地図アプリ(ヤマップ)
紙の地図にくらべ、かさばらないし現在地がすぐにわかる優れモノ。
運が良いと、見晴らしの良いゴンドラ2階席に乗り込むことが出来ます。
見晴らしの良いゴンドラ2階席に乗り込むことが出来ましたが、、、
ロープウエーの終点から目的とする独標(黄色い線で囲ったところ)のあたりを眺めていると、空があかるくなってきたような気がしてきました。晴れるか? 晴れるのか?
槍ヶ岳の開山者として頂上へ仏像を収め、登山道の整備に尽力した播隆上人の像に登山の安全と天候の回復を願って、出発です。
まずは西穂山荘を目標に進みます。
初心者向けのルートなんですが、結構な急登が至る所に出現します。つらい。
道沿いの花などを眺めながら頑張って登るのです。
キノコ、のこのこ 毒キノコ~ おいしいキノコで ちゅうどく ♪
何かの巣穴かな?
山荘の手前の胸突き八丁、もうひと踏ん張りです。
ようやく山荘が見えてきました。
来た道を振り返ってみました。雲のせいで、いまひとつ高度感がないですけど結構登っているはずです。
コーヒーで一息ついて再出発です。
まずはこの小山を乗り越えないといけません。
山肌を巻くように登るかと思いきや、頂上めがけて直登なんですね。結構きついッス。
山荘の後ろに見える赤茶けた山は、今も現役火山の「焼岳」です。ついこの間も噴火したり火山性の地震を起こしたりしてます。ちなみに上高地の見どころの一つ「大正池」は大正4年の焼岳の噴火で梓川がせき止められて出来た池なんですよ。
尾根筋に出たところで植生が変わりましたね。ハイマツが延々と広がっています。
ようやく丸山に到着しました。
隊長はすこしお疲れのご様子で、いつもの指差しポーズが出ません。
左手を眺めるとロープウエーの駅が小さく見えます。晴れていれば、さらに奥の方まで、黒部・立山連峰の山々が見えるのですが。
そこから右へ目を移すと、横筋が特徴的な「笠岳」の姿を見ることが出来ます。
来た道を振り返ると焼岳、もう西穂山荘は見えません。
目指す独標はまだまだ先。
一見すると石が敷き詰められていて登り易そうなのですが、足元がグラグラして歩きづらい道。雨が降ると滑り易そうでもあります。
隊長の背中が「つらい」と言ってます。
ようやく目標が間近になってきましたね。もうひと頑張り。
と思っていたら、何か嫌な感じのガスが、、、
歩を早めて、もうちょっとのところまで来たのですが、、、
あっという間に、なんにも見えんがな。
味噌味
妻の同僚、山好きの板さんが勧めてくれた「もつ煮」これもうまい。
大変だったね。
体幹の筋力をつけるとか、登山前の食事の内容に気を配るとか、妻の小言や文句を黙って聞き続ける忍耐力を養うとか、いろいろ課題が見つかった登山でした。
まぁ無事に下山できてメデタシ、めでたし、ということで。
それでは~。ちゃお!
あれぇ?「独標へ行って来た」ってタイトルだけど、そこに行ってないじゃん。
ジャロにイッチャロ。
秋の景色
消費税増税の対応にてんてこ舞いしているうちに、季節はもう秋。
今日からやっと夏休み♪(夏じゃないけど夏休み~ イエ~ もうヤケクソ)
さてところで、近所の秋を感じる場所を写真に収めてきました。
上の写真は昔ながらの「はぜかけ」をしているところです。刈った稲を天日干しにしてコメの余分な水分を飛ばしています。手間と時間がかかるので廃れていたのですが、油を燃やした熱で乾燥させるのに比べると、コメの味が良くなるというので、昨年あたりからこの光景を目にすることが多くなりました。
そばの花です。
これはコスモス(蕎麦の新品種の花ではありません、念のため)
シャインマスカットなど一部の品種は今が食べごろです。近所の観光農園ではブドウ狩りが始まりました。
栗が熟すのにはまだ早いですね。
今日はこのへんで。ちゃお